いざ剣吉へ

皆さんこんにちは、けんきちです。
このブログでは「けんきち」と名乗っておりますが、本名は「剣吉(けんよし)」と言います。
自分で言うのもなんですが、珍しい名字で親戚以外では出会ったことはありません。
簡単に調べると、全国に約50名ほどで地域別分布比率では「釧路市0.003%」とあるので絶対にコレがわたしん家です(計算では0.15人となるが?)。
由来なんかもたまに調べたりするもんで、どうやらルーツは今の福島・宮城・岩手・青森を含む4県の太平洋側であった陸奥国三戸郡剣吉村らしい。
祖父は青森出身だったそうですが、私の父が14歳の時に亡くなっており、私の父も数年前に59歳で旅立ちました。
そんな感じなので、父も恐らくルーツについて詳しくは知らず、剣吉はどうやって北海道へ来たのか、詳しく知る人間は近くにすっかりいなくなってしまったのです。
父とは漠然と「いつか剣吉行ってみてーよな」「剣吉温泉とかあるみたい」「剣吉割引とかねーかなー」なんて冗談交じりで話をしておりましたが、結局その夢も叶わずでした。

が、今年やっとわが家族(私、妻、娘、息子)で剣吉へ行くことに。
子どもが小さいうちじゃないと付いてこないかもしれませんし。
大宮からはやぶさに乗り八戸、八戸からはレンタカーで剣吉へ。
言わずもがな、3歳の息子ははやぶさに乗るときがこの旅のピークでした。

30~40分車を走らせ、
本当に駅なんてあんのかよ
という道を抜けてやっとたどり着きました。

私の夢のひとつです。


あの時、たまたま回送のバスで駅に停まり、家族写真を撮ってくれたパンチパーマの運転手のおっちゃん。
本当にありがとうございました。

美味しい魚も食べましたし。

やっぱり大間が近いだけあってマグロが全然違いますな。
ヒラメもツボ鯛も美味しかったです。


行きたかった「十和田市現代美術館」でBIGおばあちゃんも見れました。


本当は獲れたてのホヤを食べることも目的の一つでしたが残念ながらお盆期間は漁に出ないとのことで…
帰りの新幹線、「ほや酔明」でガマンしましたとさ。


たまには真面目な話もいいでしょう。(笑)

では本日は長くなってしまったのであまりにもグッときた作品を少しだけ紹介しますね。

まずはこちら。

サメ貯金箱。
もちろん、夏休みの宿題でございます。

口からお金が入るよ。

波の表現もいい感じで、よく頑張りました。
でもね、お金を出す穴が少しちっちゃいから500円玉が出ない可能性があるよ!
ごめんね!

さてお次はこちら。

亀の上に象が乗っていてさらにその上に盆栽鉢。
横から見るとこう。

古代インドのヒンドゥー教では、世界は底が平らで大きなドーム状をしており、4頭の象によって背負われ、その世界を背負った象を巨大な亀が背負い、さらにその亀を自らの尾を加えた蛇が取り巻いており、果てしない海を漂っていると考えられていたそうです。
この世界観よ。

さらにこの作品は盆栽鉢ですので、木を植えて初めて作品として完成となります。
こうご期待!

さて今回はこの辺で。
皆さんもぜひ八戸へ行ってみてください。美味しいものがたくさんありますよ。
それでは、けんきち…いや剣吉でした。

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