いよいよ梅雨入り 天パは困り

皆さんこんにちは、けんきちです。
関東も異例の遅さでいよいよ梅雨入りしました。
北海道生まれの私としては、「異例の遅さ」と言われましてもピンときません。
何よりも「遅いのは構わんけど、その分長くなるのは勘弁してよぉ」という気持ちでいっぱいです。
梅雨は我々「天然パーマ」もとい、「神様がかけてくれたパーマ族」としましては厄介な季節ですので一刻も早く終わってくれるのを願うばかりですが、梅雨の晴れ間にかかる虹はなかなかいいものであったりします。
先日も見事なアーチでした。

しかもよく見ると幾重にも重なっていましたよ。

何かいいことありそうでしたが、特になにもありませんでした。

さて本日も作品紹介していきますよ。
まずはこちら。

リトルミィとニョロニョロのライト。
あまりにもかわいい。
ムーミンバレーパークに持ち込んで一儲けできそうなクオリティです。
その際は私もいっちょかみさせてください。
私事ですが、2歳年下の妹が小さい頃、なぜか「ニョロニョロ」が大嫌いでぬいぐるみ等のグッズを見るたびに大泣きしていたことを思い出しました。

続いてはこちら。

吉祥文様詰め合わせ角急須&湯呑セット。
丁寧な作りと絵付けで非常に手間と時間のかかった作品です。
参考にしているのはもちろん、有田や伊万里で焼かれた磁器です。
約400年前、江戸時代初期に日本で初めて磁器の生産に成功したのが有田です。
呉須による染付は中国・景徳鎮の古染付を倣った作風で、文様は割付文様や動植物など様々です。
写真の作品は「青海波(せいがいは)」、「七宝」、「麻の葉」、「矢羽根」がメイン。
それぞれ文様のルーツは古代ペルシャや中国と様々ですが、日本で独自に「繋ぎ」と呼ばれる同じ文様をつなぎ合わせる方法で進化して個々に意味が異なります。

青海波:源氏物語で若い光源氏が青海波という雅楽を舞う際に、衣装に描かれていたことが由来と言われています。無限に広がる波の文様は未来永劫に続く幸せと平安な暮らしを願いが込められているとのこと。

七宝:唐の時代に仏教とともに伝わったと言われています。無限に広がる「円」は「無限の繋がり」や「円満な状態」を象徴していると言われています。が、仏教での「七宝」とは「金・銀・瑠璃・玻璃・硨磲(しゃこ)・珊瑚・瑪瑙」の七つで、この文様との関係性は不明だそうです。
「なんか縁起よさそー」ってことですかね。

麻の葉:「鬼滅の刃」おかげで目にする機会が多いのではないでしょうか。禰豆子が着てる着物の文様です。見ての通り麻の葉に似ていることが由来ですが、麻はまっすぐに育つことから赤ちゃんの健やかな成長を願う文様とされています。

矢羽根:名の通り、矢の羽の部分をデザインしたもので武具にもよく取り入れられいている文様です。破魔矢のように矢羽根文様にも厄除け、尚武の意味があるとされています。

つまりこの急須でお茶を飲みますと、
未来永劫幸せになり、人間関係も円満そのもの。すくすくと大きく育って、病気やケガなど悪いことも起きない
非常にありがたい急須です。
今この記事を読んでいる方だけ、特別価格でご提供…なんてことはなく、作ったご本人のモノです。


伊羅保変形花器。
参考にしているのは古墳時代に副葬品としてよく見られた「横瓶(よこべ/よこべい)」です。
どこか胃袋のような雰囲気も…。そういえばこの方、以前は心臓の形をした花器も作っていたな…。

きっとホルモン好きに違いありませんね。

さて、本日はこの辺で。文様に関しては諸説ありますのであしからず。興味がある方は私まで!
最後に、最近呑んでいるお酒紹介コーナー。


芋焼酎ですが、マスカットのような香りで美味しいです。炭酸割がおススメ。

ではでは今日はこの辺で、けんきちでした。

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