G・T・W(ゴールデン・陶芸・ウィーク)


皆さんこんにちは、けんきちです。タイトルにもあります「G・T・W」ですが、上尾陶房にてここ10年チラシに掲載し続けており、電話応対等でも言い続けていますが一向に流行る気配がありません
なんとかユーキャンの新語流行語大賞にノミネートくらいされたいもんです。
上尾陶房でもGW期間中は陶芸体験の割引キャンペーンを実施しており、おかげさまで連日大盛況です。日にちと時間帯によってはまだ空きがありますので、ぜひお気軽にお問合せ下さい。

さて、uiさんの記事では札幌にも桜が咲いたとのことでしたが関東ではすっかり桜の時期も終わり、特にここ2日間は最高気温が30℃近く、夏のような暑さです。本格的な夏が怖いです。

先日「クランド」というサイトを発見しました。
お酒の通販サイトなんですが、面白いのは「酒ガチャ」という商品。
届くまで何が入っているかわからないお酒が4本セット¥9900というもので、その4本は「日本酒」「焼酎」「ワイン」「果実酒」などジャンルを指定することができます。
なんと35万円相当のお酒も当たるらしい…(このキャンペーンは終了してますが)。
と言っても私にそんなひきがあるわけでもなく届いたのがこの4本でした。



ひとっつも知らねぇ……
ひとつも知らないものが届きました。普段は酒屋さんでラベルを見て、店主と話しながらお酒を買うことが多いですが、ネット通販を利用するとまだまだ知らない事だらけだ…。
ここ数年、小さな醸造所で作る、作り手のこだわりが詰まったクラフトビールというジャンルがぐんぐん増えてきていますがいろいろな種類のお酒も同様なようです。
「あかあわ」はまだ呑んでませんが、こちらは発泡性の日本酒のようです。楽しみ。

何が届くかわからないドキドキは楽しかったので興味がある方はぜひ「クランド」利用してみてください。

では本日も作品紹介参ります。
まずはこちら。

可愛らしいシーサーたち。
粘土の色を変えることで素朴かつ柔らかい雰囲気です。
メルカリで¥24000で販売していたらしく、「自分で作るわぃ!」と思ったそうです。
何かを作り始める時のモチベーションは人やタイミングによって様々ですね。
いくつか作っていますが、だんだんとシーサーの顔つきも変わってきて、それがその人のオリジナルになっていくのでしょうな。きっかけは真似でもいいんすよ、パクるのも技術!そう思っております。


今年の干支である「辰」の土鈴です。
毎年私が石こうで型を作っています。私はシンプルに白い辰にしましたが、
←コレ
私の作品を超えるクオリティにするのは勘弁してください。

「龍」はもちろん空想の生き物で、「9つの動物」からできているとされています。
角は「鹿」、耳は「牛」、目は「ウサギ」、頭は「ラクダ」、鱗は「鯉」、爪は「鷹」、手のひらは「虎」、うなじは「ヘビ」、おなかは「蜃(オオハマグリ)」…ハマグリ!?
ハマグリて!!
「蜃(しん)」とは蜃気楼を作り出すといわれた伝説の生き物で、龍の類とする説と巨大なハマグリとする説があるそうです。んで、「辰」は「辰」でそもそも「2枚貝が殻から足を出している様子」を表しているそうですよ。
でもさ、その二つの説、離れすぎてない?
あとさ、ハマグリには悪いけどさ、十二支に「ハマグリ」入らなくてよかったよね。
子・丑・寅・卯・ハマ・巳…
ふざけだすとキリがないので「辰」の話はこのへんで。

最後はこちら。

シンプルで使い勝手のよさそうなプレート。
信楽の赤土で、口縁部は撥水剤を塗りワラ灰マット釉をかけています。
そしてアクセントとなっている細いベンガラのライン。ワラ灰マットは流れやすいため、上に重ねるともれなく滲んだり流れたりしますが、施釉したのちに釉薬の上から撥水剤を塗り、針で掻き落とすとワラ灰マットも撥水剤も掛かっていない素地が現れます。そこにベンガラや呉須を塗ることで周りには広がらず滲みにくい細いラインが描けるんですな。難しいことは無いので、気軽にトライしてみてください。

ではでは私はそろそろクランドで買ったお酒を呑みますので。けんきちでした。

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