暑・夏・酷

皆さんこんにちは、けんきちです。
毎日毎日暑いですが、今やその暑さも全国的。
北海道の北見市や帯広市でも40℃まで気温が上がっていますね。
北海道民はもれなくとろけて液体になっていることでしょう。
関東では、大雪が降った際にお店が休みになったりしますが、北海道も40℃になるとお店が休みになったりするみたいです。
慣れない気候には太刀打ちできませんな。

さて暑い夏はキンキンの冷たいビールをイケるだけいってから、レモンサワーか発泡性の日本酒がいいですね。


秋田県「日の丸醸造」の「まんさくの花 微炭酸の美味しい日本酒」。
夏にぴったりの微炭酸純米大吟醸です。
米の旨み、甘みと炭酸についついグビグビ吞みたくなるお酒。
開栓時は少しずつ少しずつ開けないとシャンパンみたいに吹きこぼれる可能性があるので要注意です。
私はプシュッときた瞬間に
ビンに直接口付けて呑み干す訓練と覚悟ができているので
問題ありません。

さてそんな暑い毎日ですが、作品はどんどん焼成中です。
今回も紹介していきますね。

まずはこちら。

モノトーンポット。
前回ご紹介したマスキングの技法でいよいよ本命のポットが完成です。
上尾陶房ではじわじわ流行り始めそうな予感がします。
詳しくは前回の私のブログをご覧くださいませ。

次はこちら。

還元焼成の刷毛目茶碗。
粉引の特徴である「御本手」がこれでもかと出ている作品です。
もともと粉引とは、李朝白磁などに似せるために陶土に白土を掛けたもの。
よって、本来こういったピンクの斑点が出てしまうのは朝鮮の高麗茶碗では下手とされていましたが、我が国独自の美学がその美しさを発掘しました。
まさに「詫び寂び」「味わい」といったところです。
昔の茶人たちも

「なんかこれ、真っ白じゃなくて逆に可愛くなーい?」

「マヂわかる!わかりみが深い!」

「ピンクまぢエモい」


「利休さんにインスタでDM送ろ」

みたいな会話があったことでしょう。
ちなみにこの茶碗、斜めになっていますが小さなお子さん用にスプーンで掬いやすいようになっています。
まぢエモい。

最後はこちら。

マグカップ。
シンプルなカラーのマグカップに見えますが、なんだかカタチが変形しているように見えます。
これに飲み物を入れてみると・・・
・・・
・・・
・・・
・・

「ねこ が あらわれた!」

これはもうめちゃめちゃ可愛いですよね。
電動ろくろで成形後、柔らかいうちにムニムニっと変形させます。
変形させた部分は削りの作業ができないため、できる限り薄く作ることがコツですね。
唯一の欠点としては、
飲み物をたっぷり入れるとネコがあらわれないことでしょうか。

さて私はそろそろ帰ってビールを飲みますのでこの辺で。
けんきちでした。

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