メインコンテンツに移動

さて、夏

ごきげんよう、若山です。

最近の北海道は日差しが強いながらも

風があるので、比較的過ごしやすい日が

続いています。

西日本、関東は梅雨入りが遅れるとの予報が

出ていますが、そも、北海道がどこよりも早く暑く

最高気温を叩き出しているあたり、令和元年は一筋縄で

行かない気配がプンプンですね。

 

ともあれ、夏。

夏は日差しが強くてものから伸びる影が

深く、色濃い季節。私の好きな季節です。

草木も青々とまぶしくて空もカラッと晴れているのに

濃い影の底から熱気に紛れて、むあっとほのかに

死の気配を感じるのはどうしてでしょう。

激しい光が自分の命の輪郭まで照らし出してしまうのでしょうか。

そんな夏におすすめの展示をご紹介。

カラヴァッジョ展

2019年8月10日(土) ~ 10月14日(月)

午前9時30分~午後5時(8・9月の金曜は午後7時30分)
※祝日を除く月曜と8月13日、9月17日・24日休館

会場 道立近代美術館
住所 札幌市中央区北1西17

 

少し先の展示ではあるのですが、まだ本物を

見たことがなかったので大変楽しみにしております。

カラヴァッジョ、ことミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ。

同名のミケランジェロ(いわゆるミケランジェロ!)よりも後の生まれで

激しい陰影と徹底的に写実的な技法でルネサンス期の画風を

打ち砕いたといわれる革命児です。

38歳の若さで夭逝したカラヴァッジョの人生は彼の絵画のように激しく

類い稀な才能によって喰うには困らずも、喧嘩っ早い気性のせいで

寝る時まで剣を持ち防具を身に着けていた時期もあったそう。

なんせ人ひとり殺して死刑を言い渡された男です。

聖母のモデルに娼婦を使ったり、神聖な天使がリアルすぎて

人間臭かったり。だから革新的な画風で熱烈な支持を受けつつも

下品・粗野・非道徳と謗られ彼の評価はぱっくり割れておりました。

それでも彼の絵を求めて人はお金を出し、人を殺して逃げた先でも

絵を描いて、また暴行事件を起こしそこも追われて。

恩赦を求めてローマに向かう船の途中、熱病に殺されたカラヴァッジョ。

死にたがりなのか臆病なのか、きっと両方だったのだろうと思います。

なにせ彼は作品の中で、切り落とされた生首のモチーフに自分の顔を

描いたらしいですし。

彼自身が炎のようでありながら、引き寄せられて身を焼く夏の虫のようでもあり…

 

ちょっと抒情が過ぎました…。

ともかく、めったにない機会ですので

陶芸ではありませんが、どうぞ覚え置きください。

 

ではまた。

 

 

 

 

コメントを追加

Plain text

  • HTMLタグは利用できません。
  • 行と段落は自動的に折り返されます。
  • ウェブページのアドレスとメールアドレスは自動的にリンクに変換されます。
画像CAPTCHA
画像内に表示されている文字列を入力してください。